アルメニア生活情報

エレバンにて生活を始めるにあたって住まい探しから日用品の購入、インターネットの契約、市内の移動などについてのメモです。

アパート探し

アパート斡旋業者が何社かあり斡旋してもらうのが確実だ。依頼するときにある程度相場を知っておく必要があり、間取り、例えば1LDKとリクエストするいくつか紹介され、下見をして大家と契約する。家賃は交渉前提での提示と思って間違いなく、交渉次第で安くなる。エレバン中心市街地だと500-700ドル程度で1LDK家具付き改装済みアパートが借りられる。200ドル程度でもあるが覚悟が必要。改装したばかりのアパートは、広さにもよるが、月1200-1500ドルというオファーが多かった。また、改装途中のアパートを何件か見せられたが何時終わるとも知れない物件は除外した。これらはデポジットを残りの改装費に充当させることを考えており、リスクが高い。アパートは供給過多と思われ交渉が鍵である。不動産情報サイトがあり、ここで事前情報収集が可能、通り別で検索でき情報は充実している。(2010年3月)

http://www.myrealty.am/

アパートの条件

アパートは家具、ベッドリネン、タオル、台所用品一式、洗濯機、掃除道具一式、暖房(温水ヒーティングシステム、通常BAXIというブランド名が一般名称化している)、バスタブ、ドライヤー、TV、衛星放送などが完備され、そのまま直ぐに生活できる条件を挙げて探した。アパートを探すときの条件にこの内容を挙げて探した。

アパートの賃貸契約

適当な物件が見つかり、大家と合意できたら賃貸契約を結ぶ。英語、アルメニア語併記の書式があるので通常これを利用する。この書式は不動産屋が持っている。契約前に、不足品の補充や補修箇所など大家と文書で合意しておくことが慣用。若しくは、契約書に何時までに補充若しくは修理されるかを明記しておく。

デポジットは大家次第、3ヶ月、6ヶ月を要求される場合があるが、これも交渉次第。私の場合は1ヶ月分のデポジット、そして家賃は前払いなので入居時には2か月分の家賃を用意した。(2010年3月)

入居したアパート

アパートの選定に当たり考慮したことは、1)直ぐに入居でき生活が出来ること、2)大家の人柄、3)通常の買い物に便利なロケーション、4)安全対策が施されていること、5)通勤に便利であること、6)駐車スペース、等であった。途上国でこのような条件が揃うことは稀であり、妥協点を見出さざるを得ない。

入居して直ぐやること

直ぐ生活するために、仕事のを優先だが、インターネット接続契約をする必要があった。その他、公共料金の支払い方法の確認、日用品の購入、銀行口座の開設(これは仕事用)、等がある。

インターネット接続の契約

ADSL接続が主体であり、その場合はアパートの電話を利用することになり、名義が大家であることから、インターネットの接続契約は大家に申請してもらう必要がある。私の場合、入居と同時にインターネット接続(Hi-line)の契約を依頼した。事前にHi-lineで情報を入手し、どのプランにするのか、モデムはレンタルか買い取りかを決めておく。

公共料金の支払い

このシステムは誰が導入したのか便利なようではっきりしない。大家が代理で支払ってくれるのならそれに越したことが無い。支払い方法は毎月10日頃までに前月分の光熱費、通信費が確定するので自分のアカウントを公共料金支払い窓口(銀行や携帯電話会社の窓口)で告げ料金を支払う。料金を支払わないと自動的にサービスが停止される。一番困るのは電気とガスだろう、忘れないように支払う必要がある。支払いがないと切るぞと通告があるがアルメニア語では理解できない、せいぜいロシア語までだろうな。

日用品の購入

Yerevan Supermarket, SAS Supermarket, Star Supermarket等のスーパーマーケットで概ね入手可能であるが、文化が異なるため茶碗・丼類は見つけるのが困難である。皿はほとんどが平らである。私はVernissage Market(蚤の市)で中国製の茶碗とラトビア製?の丼を入手した。箸も通常では見つからない。Abovyanとxxx通りの交差点の下に古本本屋街があり、その隣のショップに中国製の箸、表示から日本への輸出品だろう、が売っていた。

銀行口座の開設

HRBC ArmeniaでUSD及びAMD口座開設が容易に出来る。パスポートと所定の手続きだけで当日口座開設が可能である。

ケーブルTV

契約しようと思ったいたがあまりTVを観ないのでそのままになっている。チャンネルの多くはロシア語番組だ。

Ucom.com

http://www.ucom.am/en/home.html

市内の移動(公共交通)

エレバン中心市街地は徒歩で十分だが、公共交通機関として以下のモードがある。ソ連時代の交通機関が基本だがトラムは既に廃止されている。(2010年6月)

タクシー:最低600AMD

マルシュトゥカ(乗り合い路線タクシー):100AMD

地下鉄:50AMD

バス:

空港・市内のタクシー料金:2500AMD(片道、協定料金)

長距離バス

長距離バスターミナルがxxxとxxxにある。マルシュトゥカかタクシーでバスターミナルまで行って乗り換えるが大型バスでなく、長距離マルシュトゥカである。トビリシ行きも出ている。

レストラン情報はツーリストインフォメーションで

観光案内所で配布されているガイドブック、数種類ある、を入手すればエレバンのレストランが概ね把握できる。あとはローカルスタッフの情報、散策からの情報などで補い、実践を試みる。

住んでみたエレバン

Abovian通りはエレバンの表参道

 

Tumanyan通りはエレバンの銀座

 

輸入すると高価になる日用生活・衣料品

 

散歩の薦め

 

すっきりとしたアララト山が見える季節

 

 

アパートに暮らして

Moskovyan Str.のアパート暮らして

この街でのアパート暮らしも6ヶ月目に入った。借りているアパートは日本流に言えば1LDK+Den (70平米)、築30数年という表現となるだろう、至って快適なアパートである。 最初は戸惑ったがBAXIという温水器の操作も慣れた。

このアパートを決めたときは冬だったので暖房設備に目が行ったが暑くなってくると床仕様が絨毯なのが気になり始めた。エレバンの夏を考えると床は板張りのが適当だろう。それに掃除もし易い。ただ、このアパートは大家が以前住んでいたので維持管理がしっかりしている。

気になることといえば、ダストシュートとごみ箱の位置だ。ダストシュートが設けられているのはいいのだが、機密性がなく臭いが階段室に充満していることとネズミやハエ等が多いことが気になる。夏場は特にだ。5階なのでネズミは来ないと思うが・・・。

ほとんど停電がないが工事停電が予期せぬときにある、まったく事前通報をしないということだ。水道も同様だ。水道はまったく止まったことはない。工事停電は仕事をしている証拠とソ連時代の冗談で誤魔化されているのだが、仕事と絡むと安易には受け流せないのが正直なところだ。(2010年8月)

アパートにやってくるヨーグルトとミルク屋

 

 

アパートにやってくる八百屋

 

アルメニアの日本食材

アルメニアで日本食材を手に入れるのは容易ではないが一つの発見があった。一般的なスーパーマーケットで日本米らしき米を見つけたのだ、でも味噌類は皆無だ。モスクワやアルマトイのスーパーだと少ないが韓国食材があり、韓国味噌や海苔、インスタントラーメンが入手できる、驚くなかれアルマトイで「あさげ」が売っていた、これらを考えると地理的以上にこの国は日本より遠いようだ。醤油は万国共通、キッコウマンは売っている。

調味料

キッコーマンの醤油はSASなどのスーパーマーケットで入手可能。その他は見たことがない。酢はもちろん米酢ではない、リンゴ酢とかイタリア産などだ。

野菜

バザール等でほうれん草、細くて小さいネギは一般的に売られている。8月に入ってオクラも売られるようになった。

オクラ

エレバンのスーパーマーケットにオクラが売っていたので買ってみた。1kg当たりの値段は650AMD(USD=363AMD、9月3日)なのでこの季節の野菜にしては決して安くはない。先週買ったトマトは1kg当たり300AMD、玉ねぎ、パプリカも同様だったのだから。 その昔、実家で料理した時を思い出して小口きりにしてさっと茹でて、鰹節をまぶして醤油を垂らしたら立派な和食になった。ご存知の通り、茹でると粘り気が 出てくる。この正体は、ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果をもっている。これは良いではないか!

他の栄養素としては、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウム などが含まれるため、夏ばて防止、便秘・下痢に効く腸整作用などが期待できる。これまた、好都合じゃないか。エレバンの残暑は未だ厳しい(日本ほどではないだろうが)、先週初めは一気に 秋かと思った爽やかな日があったが、今週は真夏と同じ40度手前がずーと続いたたので週末はヘトヘトだったのだ。8月初旬まで猛暑だったモスクワは最低気温が 3-4度になっている。オクラも美味しいが秋が早く来てほしい。

麺類

アルメニアではパスタは売っているがアジアの麺類はない、そう思っていたら2010年6月ごろからSASでロシア製のUDON、SOBA、SOMEN等のロシア製麺類を売り始めた。500gは入っていないだろうな、値段は1,430 AMD(3.9米ドル相当)と高めだが、あるだけ立派、ロシアの日本食ブームの流れだろうか。しかし、麺つゆはない。
http://www.sostra.ru/

エレバンで見つけた日本米”Giza137”

giza riceアルメニアの首都エレバンのスーパーマーケットには日本米が売られている。パッケージから判断するとエジプトから輸入された米であり、この米は Giza137(レイホウ)に違いないと考えている。スーパーには何種類もの米が売っている。アルメニア語とロシア語で書かれているので詳細がわからないが、その中に「Giza、丸い米」という意味 のロシア語が読み取れるパッケージを見つけた。幸い、パッケージに透明な部分があり、米が見えるようになっている。日本の米のように短粒種のようだった。試しにこの米を炊いてみたところ、概ね日本米なのだ。それでググッてみたところ、以下のことが判明した。

エジプトの米の約8割がジャポニカ米で1917年にYabani(アラビア語で日本という意味)という品種名のジャポニカ米の品種改良が進められ、1954年、Yabani M47という品種がNadaと命名され政府栽培奨励品種として全国へ普及した。Yabani M47からさらに品種改良が進められ、Giza171及びGiza172が育成された。

1970年代後半にレイホウという品種がGiza173として導入され、作付け面積が40%を占めたが、1985年にこのGiza173だけがイ モチ病が発生し、1986年から作付けが禁止され、イモチ病耐性品種の改良が行われた。その後が不明だが、日本米がエジプト人に好まれているので何らかの 改良が行われたはず。

某援助機関のwebにエジプトでの日本米の説明があり、稲作分野で技術協力を実施したとあるが、品種改良には触れられていない。果たして誰がこの レイホウ(Giza137)をエジプトへ導入したのだろうか?

レイホウを親とした品種一覧:
この中にはエジプトのことは掲載されていない、そのものだからだろうか、イモチ病耐性品種はどうなったのか情報不足ではある。

http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/search/oyahinsyu.html?ineCode=SAI01000

Giza137(レイホウ)、ちょっとしたアルメニアでの日本の発見でした。その他、エジプトではアキヒカリ、日本晴という品種も試験的に栽培が 行われたようだ。

エレバンで炊飯器調達

Panasonicあまり期待していなかったが、イスタンブールで炊飯器が売っていたのでもしやここでも売っているのではないだろうかと大手電気屋を覗いてみたら、ありましたね、Panasonic製の炊飯器、でも通常の炊飯器ではない、ロシア語しか説明がないところを見るとロシア・CIS向けの製品のようだ。確かにこの地域、米も食べる。

それで、米はどうやって炊くのか、ロシア語のライスという単語がメニューにない、四苦八苦してロシア語の取り説を解読した結果、プロフに設定して水加減で炊飯となることがわかった。その後は快適に米は炊けるようになった。前述、Giza米をよく炊いている。


携帯電話

通信をご覧ください。

郵便

通信をご覧ください。

音楽・芸術

美術館

かなり多い。(準備中)

オペラ、バレエ、クラシックミュージック

(準備中)

アルメニアの日本人

どこの国でも日本人の長期滞在者はいるものだが、この国はその数が非常に少ない。アフリカの国のほうがきっと多いだろうな。記憶の範囲だが旧ソ連圏では最大がモスクワで約1500人、タシケントがその10分の1で約150人となっている。

もう少し正確なデータで説明すると、外務省がまとめている外務省在留邦人統計というのがありその最新版である平成21年度報告書によると、全世界の在留邦人数は113万人、昨年度より減少している。中東欧、旧ソ連圏の合計が約8000人、うち永住者は931人、ロシアは2137人(H21年)で33位にランクされている。在留邦人は、永住者と長期滞在者から構成されて統計が取られている。

外務省在留邦人統計H21年度
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/10/pdfs/1.pdf

それでアルメニアにはいったい何人の日本人が長期滞在しているのか?在留届数によると5人である。私もその一人であるが、他に国連機関1人、日本語教師2人、某大使館職員の配偶者1人となる。その中の日本人教師が下記の「アルメニア滞在記」というブログを書いている。

アルメニア滞在記
http://armeniajapan.blog54.fc2.com/

エレバン中心部

エレバン&アルメニアリンク

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